世界各地で自粛が解除。銀座のカルティエやティファニーは大行列

カラスたちの日記

コロナの正体が徐々に浮き彫りになってきた。被害者は60代以上の高齢者と持病(主に糖尿病など)のある人に集中し、ワクチンの開発や抗体検査進みはじめてきた。

日本においてはパンク気味な保健所をどうワークさせるか、PCR検査の集計がまさかのFAXだったなど、現場を仕切る方のIT偏差値の低さが浮き彫りになったものの、最も心配されていた医療崩壊に至ることなく、世界的にみても優秀な研究者のもとにとられた対策が功を奏した。

自粛をゆるめたヨーロッパ

医療崩壊を起こし、世界中にコロナの恐ろしさを知らしめる結果となったヨーロッパから徐々に自粛が解除されてきた。感染者の増加が減少にとどまったためだ。

またコロナが太陽の紫外線に弱いということも判明し、これから夏へと向かう北半球は、反省と対策をとる猶予を手に入れる形となった。

暴動が激化するアメリカ

世界的に見てもトップクラスの死者を出してしまったアメリカは、自粛を解除したものの、未だに死者は増えている。もともと太り気味な人が多いという国民性や医療にかかる費用が高額すぎて、ギリギリまで病院へいかないなどという問題など、特殊なお国柄が絡んでいる。

◆黒人差別に関する問題の理解は日本では難しい

お国柄といえば黒人男性のジョージ・フロイドさんが警官により不当な殺害された事件を受けた暴動がとんでもないことになっている。

私が子どものころなんて、タイガーウッズがゴルフ界の頂点に君臨し、ナオミ・キャンベルがファッション界でキラキラ輝きを見せ、CMではスティービーワンダーが熱く歌っていて、イマイチ「黒人差別」自体がピンときていなかった。

あのマイケル・ジャクソンに、肌を白くしながら「差別をなくそう」と言われても、矛盾しか感じなかったし、何がそんなに問題なのか本当にわからなかった。無知とは怖いものだ。

しかし、大人になり実際にアメリカにいくようになって、差別まみれの社会に驚かされた。ここで具体的な体験を話すのは避けるが、日本にいてはわからないような嫌な経験を何度もした。「しょせん、私はイエローモンキーだからしょうがない」と割り切ることができるのは、日本という私の故郷があるからで、帰国と同時にその体験も、思い出として封印できるからよかったのかもしれない。しかし、現地で生まれ、育ち、働く有色人種の人にとっては溜まっていたウップンが自粛ストレスと今回のフロイドさんの不幸な事件がタイミング悪く重なって爆発してしまったのだろう。

平和な日本と謎めく東京アラート

日本は志村けんさんや岡江久美子さんといった有名人が、命を落とす結果になったものの、全体的な被害は欧米諸国に比べれば小さく、優秀な研究者の皆さんが導いた対策の結果は成功だったと言っていいと思う。

ひとりひとりがロックダウン並みの自粛を敢行したことによって、人々の命は守られたわけですが、経済的なダメージはヨーロッパ以上の被害を被りました。GDPのマイナス規模もワーストクラス。

◆近所の飲食店や著名な温泉旅館が廃業してしまった

目に見える被害でいえば、私の知人でコロナにかかった人はいなかったものの、懇意にしていた近所の飲食店は数件廃業してしまった。地方の温泉旅館も、オリンピック特需を期待していたタイミングでのインバウンド消滅、超県の自粛などが重なり経営が悪化。かなり著名な宿も廃業を発表していて、残念な気持ちになった。もうコロナ前の世界には戻れないのだと実感させられた。

◆自粛解除で真っ先に爆発したのは若者たちのパワー

被害の規模からみれば、だいぶゆっくりなタイミングで、5月末に自粛が解除された東京。みんな旅行でもいくのかな?通勤再開するのかな?と思いきや、このままホワイトカラーのテレワークは「新しい生活様式」として定着していきそうだし、タイミング的に6月は連休がないこともあり、すぐにでかけようという雰囲気にはなっていない。

しかし、銀座で意外な行列が…。

コロナ禍で婚約や結婚したカップルたちが描く未来

並んでいたのはこの外出自粛が続いていた春に婚約や結婚をしたカップルが多かったと報道されていた。なかでも人気ブランドのカルティエとティファニーには長蛇の列。

景気が悪化した中でのおめでたい話。ちょっと明るい希望が見えてきた。

◆第二波に備えて「東京アラート」が準備される

そんな中で、話題はどう経済を立て直すのかという議論である。感染症の専門家たちからも経済面での両立をという声があがりはじめた。

東京は一定基準を超えると「東京アラート」が発動されるそうだが、「自粛を要請」されたところで、前回のようにとはいかなそうである。レインボーブリッジと都庁が赤くライトアップされると、まるでディズニーの悪役キャラでも登場しそうな迫力はあるが、「だから何をすればいいの?」という具体的な部分は個人のモラルに任されっぱなしなのが気になるところ。

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